大分朝読書コミュニティ“BunDoku”に初めて参加してみました。
参加者がそれぞれ紹介したい本を持参し、まずは紹介者が1分半ほどで感想と紹介、その後他の人達が質問や意見交換をするというもの。
第2回目となるこの日の参加者は全部で6名、年齢も職業もバラバラです。
紹介した本も小説からエッセイ、漫画など様々でした。
この日の会場は大分市にあるスターバックス大分フォーラス店。
紹介していただいた本の中で一番読んでみたいと思ったのが福田素子さんの「きりんが丘のココロ屋」。
有能な精神科医だった主人公が、一番身近で大切な友だちの自殺を止められなかったことをきっかけにお茶を飲みながらホッと一息相談できる場所「ココロ屋」を始め、そこに訪れる人達との物語を一話完の短編集のような形式で描いた作品です。
現在も連載中ですが、初期の作品はすでに絶版とのこと。
電子書籍で読めるそうです。
フージーこと藤野さんの紹介した本「カブーム!――100万人が熱狂したコミュニティ再生プロジェクト」はアメリカのNPOやNGOの実際の活動を紹介している本。
国や行政に頼らず、地域に民間の力で公園を作ろう!という活動の成功ドキュメンタリー。
公園を作ろうというところからコミュニティ再生へ繋がっていったその活動は多くの共感を呼び、全米に広がったのだそう。
これも読んでみたい。
こちらも絶版になってるかもしれない、「セクシュアルマイノリティ―同性愛、性同一性障害、インターセックスの当事者が語る人間の多様な性」。
セクシュアル・マイノリティという言葉を初めて聞いたのですが、性の捉え方の多様性について認識させられる本でした。
この他、この日紹介されたのは西村佳哲さんの「いま、地方で生きるということ」、山田 詠美さんの「ジェントルマン」など。
ちなみに、私が紹介したのは前回の記事で紹介した沢村貞子さんの「わたしの献立日記」 (前回記事「おいしい映画とおいしい本」)でした。
とっても刺激的で楽しい読書会でした。
次回は6月16日(日)開催です。
お申し込みや詳細は“BunDoku”から。
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