社会人になってすっかりマンガを買わなくなったのですが、Amazonにオススメされてなんとなく近所の本屋さんで購入したマンガ「日日べんとう」にすっかりハマってしまいました。
デザイン事務所に働き始めたばかりの谷黄理子。
毎日コツコツがんばる黄理子の元気の元は手作りのお弁当。
禅寺育ちのせいか、一汁一菜という言葉がピッタリなくらい地味なお弁当。
雑穀米と漬物が基本のお弁当を毎朝時間をかけて作っている。
テレビもPCも本もない部屋だけれど、自分のごはんのためにはたっぷり時間を使う黄理子の宝物は方丈爺に贈られた杉わっぱ。
そんな黄理子と家族と周囲の人々との物語。
お弁当は象徴的に使われていますが(ナレーションが黄理子の杉わっぱだったりする)お弁当や食を中心とした話ではなくて、人間同士のコミュニケーションとか親子の関係、恋愛など様々に展開しています。
頑固だけれどまっすぐで元気な黄理ちゃんがとっても魅力的でチャーミング。すっかりファンになってしまいました。
もちろん黄理ちゃんの作るお料理もとっても魅力的でおいしそうなのです。
お弁当に添えられた漬物も、糠漬け、粕漬け、麹漬けなどバリエーション豊か。
読んでいるだけでお弁当づくりのモチベーションが上がります。
まだ2巻までしか出ていないので3巻が待ち遠しい!
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