2012年3月17日、長年工事が続いていた大分駅周辺の高架化が完了し、新大分駅が高架開業しました。
高架開業に先立ち、3月10日(土)と11日(日)の2日間、高架ウォークが開催されたので参加して来ました。
私が参加したのは初日の10日(土) 。
朝早めに家を出たのですが、大分駅高架ウォークの出発点である大分駅南口はすでに渋滞。
駐車場に車を停めるのに30分くらいかかってしまいました。
新大分駅の外観はほぼ完成。まだ大分駅南側の上野の森口前のシンボルロードは工事中です。
まずは受付。
受付するのにもかなりの大行列でした。
受付で高架ウォークのルートマップと参加証となるシールをいただきます。
シールをコートに貼って出発!
大分駅からのんびりのんびり進み、ようやく大道まで出て来ました。
高架はもう目の前。ちょうど高架の上ではテレビ局の生中継をやっていました。
そして、そこからが長かった…。
高架下で並ぶ事約1時間、高架の上に登るまでに結局大分駅を出発して1時間半もかかってしまいました。
最終日は最長3時間待ちだった時間帯もあったのだそう。すごい人気でした。
ようやく高架の上へ!
皆さん思い思いに高架上で過ごしています。
これは、列車を止めるやつ。
レールの下にはゴムが敷かれていて、ガタンガタンという衝撃がないのだそうです。
またレールは高架上で溶接されている為、繋ぎ目もガタつかないのだそう。
このキノコみたいなマークがとっても気になった。
高架の上から見る道路。
歩道にはまだまだ並んでる方も多い。
この道具がよく分からなかった。
この日は線路ウォークを想定してワークブーツで参加しました。
正解でした。
進入禁止の所から線路を撮影。
少し春霞。
強風でしたが空は晴れ、強い日差しに少し日焼けしてしまいました。
せっかくなので記念撮影。
ちょっとピンぼけ。
3月17日(土)から使われなくなる線路を上から撮影。
この線路がなくなるだけでも渋滞が減るのかな。
ATS(自動列車停止装置)。
これがたくさんの命を守ってくれるのですね。
たっぷり楽しんだ後、高架を下りようとすると、最後尾が見えないこの行列。
行きも帰りも長い行列で、ヘトヘトになりました。
高架保守用階段付近には電話がありました。
緑と黄色の組み合わせ、電話のロゴが独特。
ようやく高架を下り、続いて大分駅高架ウォークに参加した人のみが参加できる新大分駅の内覧へ。
入口付近はレンガ作り。
「大分駅」という明朝体がなんとなくレトロです。
もちろん、この新大分駅も水戸岡鋭治さんのデザイン。
新大分駅の中はまだ物に溢れ、完成していない様子。
あと1週間で本当にオープンできるのだろうかと少し心配。
デジタルサイネージもまだ完成していないようです。
案内板に「上野の森口(南口)」という文字が!
北側と南側が通行券を買わずに行き来できるようになるので、もう大分駅裏とは呼ばれなくなります。
天井を見上げると金色の鶏の紋章が。
新大分駅のシンボルマークは鶏。
大分は九州で一番最初に日が昇るという所から鶏がシンボルに選ばれたのだそう。
新大分駅には豊後にわさき市場というショッピングゾーンが併設されています。
ここで食事、ショッピング、豊後銘菓などのお土産も購入できます。
駅の前に事務所があるので、買い物して帰る事が出来るので助かる!
この日は豊後にわさき市場に入る事は出来ませんでした。
奥を覗き込むと研修中の姿が見えました。
何も商品は陳列されていないのですが、竹細工だけが並んでいます。
光が漏れる方向は…
日豊本線のホーム。
ちょうど白いソニックと1世代前の普通列車がいました。
改札口の近くにはEKI NO CAFEがあります。
列車に乗る直前まで時間を潰せる空間がこんなにオシャレになってしまうとは…。
以前はコインロッカー付近の一部ベンチくらいしかなったのです。
間もなく発着時間が表示される液晶は真っ暗のまま。
新大分駅の高架開業をワクワクしながら後にしました。
新大分駅の高架開業の記事はまた後ほど。(つづく)
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