前回の登山(ミヤマキリシマ登山)から1ヶ月半経ち、再び登山に行ってきました。
今度は由布市にある由布岳。
メンバーは4人。しかもほとんどが初心者で、由布岳登山経験者がいないという状況。
一応声描け人という事で由布岳登山経験者に相談しつつ、登山コースを組んで当日を迎えました。
【登山コース】
由布岳正面登山口〜合野越〜マタエ〜由布岳東峰(往復)
【登山スケジュール】
08:15 準備体操、登山準備
08:30 登山開始
11:00 登頂(予定)
~2時間弱休憩~
13:00 下山開始
15:00 登山口(解散式)
というコース。
8:15、由布岳正面登山口にある駐車場に集合。
駐車場から臨む由布岳の姿が美しい!
由布岳は別名「豊後富士」とも呼ばれる美しい山です。
天候にも恵まれて、空の青と山の緑、草原の黄緑が美しい。
準備体操を終え、8:30にいよいよ登山開始。
スタート時点が既に標高776mと高く、気温も低め。
夏なのに爽やかな風が心地好い。
なんだか日本ではないみたいな風景が広がります。
草原をしばらく歩くといよいよ深い森の中へ。
巨石が至る所にごろごろと転がる森。
落石にも注意が必要な山です。
山でよく見かける積み上げられた石。
白いキノコが森の中で輝くよう。
9:25、合野越展望台へ到着。
なんだか阿蘇にある米塚みたいな風景。
少し休憩して再びスタート。まだまだ山道は続きます。
森が少し途切れたのでふと振り返ると、湯布院の町が遥か下に。
さっき展望台で見た山がいつの間にか眼下へ。
上を見上げれば由布岳の頂上、西峰と東峰が見えます。
うーん、まだまだ遠い道のり…。
登山をする度、いつもこのあたりで心が挫けそうになります。
体はかなり疲労し始め、森の中を進んでいる間はあとどれくらいかかるかの予想がつかないので頑張れるけれど、先が見えてしまって、しかもまだまだ遠いのを知ると、かなり心が挫けます。
ふとメンバーの服を見ると蜂さんが。
なぜか彼の服には虫がよく集まるようです。
このお陰で疲れが少し吹き飛びました。
しばらく登り、上を再び森が途切れたので見上げると怪しげなガスが頂上付近にかかっています。
ちょっと心配。
ここから大きな岩場の道が続き、全員かなりの疲労。
今回の登山では岩場が苦手だという事を実感しました。
ヘルニアの後遺症で右足に麻痺があるので、蹴り出す力があまりなく、だんだんと右足が攣りだし、ギブアップ宣言…。
でもみんなに励まされ、休みつつ、次のポイントであるマタエまで頑張る。
11:25、ようやくマタエに到着!
雲に包まれて下を見下ろす事は出来ないけれど荘厳な雰囲気。
ここまで来れば頂上も目前。
山頂を目の前にして諦める事が出来ず、少し長めに休憩して再び登頂チャレンジする事に!
こちらは西峰。
鎖場をひょいひょい登っている人たちを驚きの眼差しで眺めつつ、私たち初心者は東峰へ。
12:25、念願の由布岳東峰登頂!(うわ〜、顔が疲れ果ててる!)
途中諦めかけただけに喜びも大きい。
雲に包まれていたため、周りは何も見えなかったけれど、登頂の満足感は格別!
どんなにきつくても、この喜びと達成感を味わいたくてまた登ってしまう。
山頂に咲いていた紫陽花。
山頂でみんなでようやくお昼ご飯。
お弁当、おいしかった。
13:30から下山を開始。
下山途中雷雨に襲われ、予定を大幅に遅れて16:40全員無事下山。
疲れたけれど満足感の高い、登山でした。
もう少し体を鍛えて次の登山に備えたいと思います。
今回の登山の記録
【気温と天候】
20℃〜22℃
晴天→くもり→雨
【登山にかかった時間】
8:30登山スタート→9:25合野越→11:25マタエ→12:25由布岳東峰登頂
13:30下山スタート→14:00マタエ→16:00合野越→16:40下山
※下山時のマタエと合野越到着時間はうろ覚えです
【その他の写真】
http://www.flickr.com/photos/kun2007/sets/72157627268068070/