ちょっと時間が経ってしまったのですが、WordCamp Fukuoka 2011に参加してきたので感想レポート。
2011年2月19日(土)、福岡県にある九州産業大学にて開催されたWordCamp Fukuoka 2011。
ちょうどAUGM in OITA 2011と開催日が同じだった為、悩んだ末に今年はこちらを選択。
大分からの参加という事で、前日の午後から福岡入りし、二泊する予定だったのですが、19日は会場近辺のホテルがほとんど空いていなくて、懇親会後帰るというスケジュール。
参加人数は400人という大人数に驚きつつ、開催時間に間に合わず少し遅れて会場入り。
開会挨拶には残念ながら間に合わなかったのですが、マクラケン直子さんの講演「パブリッシングツール WordPress のこれから」にはギリギリ間に合いました。
今回のWordCamp Fukuoka 2011のテーマは「Publish」。
ちょうど電子書籍の制作を勉強をスタートしたばかりだったので、ツボな講演がいっぱいでした。
たくさん興味のある講演があったのですが、今回参加した講演は以下の通り。
- 三好隆之さん(@takayukister)の「Anthologize で電子書籍を作ろう」
- おおくぼ ひろあきさん(@taikiken)の「スプラッシュムービーをつけてくれと言われたら…」
- 山口有由希さん(@yuki930)の「WordPressテーマのつくりかた -WordCampFukuoka2011の場合-」
- 吉田健吾さんの「電子書籍による個人出版時代とパブー」
- 吉川伸彦さん、山田ヤスヒロさんの「デザインのはなし。」
- ライトニングトーク(banjo さん、増岡&筒井@WordBench香川さん、加藤芳威さん、福地庸吉さん、カイ士伝さん)
三好さんの「Anthologize で電子書籍を作ろう」は20分という短時間だったのとネット回線が不調だったのとがあり、ちょっと失敗したりもありましたが結論、まだまだ日本語でのWordPressからの電子書籍書き出しは難しいけれど、これからの将来性を感じさせる講演でした。これからのプラグインの進化がとても楽しみ。
同じ教室で引き続きの講演。
おおくぼ先生の「スプラッシュムービーをつけてくれと言われたら…」は、よく同じような問題で悩まされるので何かヒントをいただければという思いで参加しました。
おおくぼ先生の講演はとにかく笑いだらけの講演でした。
一言一言、スライドの一枚一枚がとてもおもしろかった。
この日一日限定でしたが、おおくぼ先生のサイト、inazumatv.comは全コンテンツクリックするたびにスプラッシュムービーを見なければページが開かないという仕様…。
やる事が徹底していてとってもカッコよかったです。
少し休憩を挟み、大教室に移動して山口有由希さんの「WordPressテーマのつくりかた -WordCampFukuoka2011の場合-」の講演。
こちらも20分という短時間でしたが、事前に資料も用意してくださり、後ほどフォローアップ(WordCamp Fukuoka2011 WordPressテーマの作り方発表資料など)もあったので駆け足ではあったけれどとても丁寧な講演でした。
まだWordPressのテンプレートを1から作った事がないのでこの講演を聞いて作ってみたい!と、目標ができました。
吉田健吾さんの「電子書籍による個人出版時代とパブー」ではブクログのパブーがスタートした経緯を聞く事ができてとても興味深い講演でした。
ブクログという本を読みたいユーザー、ブログサービスで書く人、社内でのアイデア、それら全てがマッチし、絶妙のタイミングで誕生したこのサービスはあっという間に普及しました。
このサイトで生み出される電子書籍は、書店では見出す事のできないコンセプトや世界観の書籍に出会えて、私自身も楽しませていただいています。
吉川伸彦さん、山田ヤスヒロさんの「デザインのはなし。」
デザイナーとして、これは逃せません。
活版印刷から書体、さらにMovable Typeへと繋げていくお話(WordPressの祭典で挑戦的!)は見事でした。
最後に参加したライトニングトーク(banjo さん、増岡&筒井@WordBench香川さん、加藤芳威さん、福地庸吉さん、カイ士伝さん)は、銅鑼ガールの銅鑼がひっくり返るハプニングもありましたがテンポ良く進み、どの方のお話もとってもおもしろかった!
特におもしろかったのがカイ士伝さんのお話。
ブログを書く上での参考になるお話ばかり!
三好さんの講演の際、ちょうど斜め後ろの席にいたため、超高速でブログを書き上げる現場を目撃した事もありとても身にしみるお話でした。
この日、FacebookのアカウントがBANされたそうで、そのお話もまたネタとして会場を盛り上げていました。
ライトニングトーク後はいよいよ懇親会。
ようやく講師の方たちや、会場が広すぎて見つけられなかった友人たちを探す事ができました。
大分へ帰る最終バスに乗る為、21時までしか参加できませんでしたが、たくさんの方と交流する事ができました。
お料理もたっぷりで、大満足だけれど後ろ髪を引かれつつ会場を後にしました。
スタッフのみなさま、お疲れさまでした!
また来年もお会いしましょう!(今度はAUGM in OITA 2011と重ならない事を祈る!)
この日撮影した写真「20110219_WordCampFukuoka2011」